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ヨガ教室
2026-06-13(更新: 2026-07-15) · 約3分 · Leconee 開発者

ヨガクラスの価格設定:ドロップインと月謝の組み立て

ヨガの価格はドロップイン(都度参加)と月謝の2層で設計するのが基本。会場費から逆算する参加費の下限、月謝への誘導設計、回数券文化への現実的な向き合い方を解説します。

ヨガクラスの価格は「ドロップイン(都度参加)で間口を広げ、月謝で安定させる」2層構造が基本です。この記事では、それぞれの値決めの根拠と、2層をつなぐ誘導の設計を説明します。業界に根強い回数券文化についても、正直な立場で触れます。

ドロップイン価格:会場費から下限を出す

ドロップインの値決めは、雰囲気ではなく会場費からの逆算で下限を作ります。会場費5,000円・平均参加5人なら、1人あたりの会場原価は1,000円。ここに自分の指導料を乗せた額が下限です。参加費を下限ぎりぎりにすると、雨の日の3人開催が即赤字になるので、平均より少ない人数(例えば平均の7割)で計算しておくのが安全です。

初回だけの体験価格を作るのは定番ですが、下限を割る設定にはしないでください。埋まるほど苦しくなる構造になります。

月謝:週1ペースを「単価が下がる形」で促す

ヨガの効果は頻度で決まるので、受講生を週1以上の習慣に導けるかが満足度と継続の分かれ目です。月謝はそのための価格装置で、「月4回でドロップイン4回分より1〜2割安い」水準が誘導としてよく機能します。ドロップイン2,500円なら月4回プランを8,500〜9,000円、のような関係です。

「月8回・通い放題」のような上位プランは、常連が育ってから追加すれば十分です。最初から3段のプランを作ると、選択肢の多さ自体が入会のハードルになります。

回数券文化にどう向き合うか(正直な話)

ヨガには「5回券・10回券」の回数券文化が根付いていて、受講生から求められることもあるはずです。回数券の利点は縛りの軽さですが、運営側には期限管理と未消化残高という事務負担が付いてきます。

私が開発している Leconee にも回数券があります(Proプラン以上)。購入時にまとめて決済され、受講生は予約のたびに支払う必要がありません。残回数と有効期限は受講生・教室の両方から見え、キャンセルした回は自動で戻るので、紙の回数券にありがちな「あと何回だっけ」の押し問答が起きません。有効期限は最長180日に制限しています(未消化残高を長く抱え込まないための設計です)。

そのうえで運営目線の本音を書くと、回数券は「縛りが軽い」ぶん収入が読みにくく、未消化分は将来の負債でもあります。回数券のニーズの中身が「毎週は通えないから」なら、月2回の軽い月謝プラン+振替ルールで置き換わることも多い。縛りの不安には「いつでも解約できる」ことの明示が効きます(Leconee のサブスクは受講生が自分のマイページから解約できます)。両方置いて選んでもらうのが、いちばん取りこぼしが少ない構成です。

価格表の見せ方

予約ページには「体験→ドロップイン→月謝」の順で、月謝が一番お得に見える並びで置きます。そして各クラスの説明に「初心者向けか」「持ち物」「更衣できるか」を必ず書いてください。ヨガの新規参加の不安は価格より「ついていけるか・何を持っていくか」で、ここが書いてあるページは価格が同じでも選ばれます。

よくある質問

Q. 値上げしたいときは? A. ドロップインから先に上げ、月謝は2〜3ヶ月前告知で一斉に。既存の月謝生だけ旧価格で据え置く「継続割」も、ヨガのようなコミュニティ性の強い業態では選択肢になります。

Q. 企業や自治体からの依頼の値決めは? A. 個人向けの参加費×人数ではなく、「1開催いくら」の買い切りで出します。移動・準備込みの時間給から逆算してください。個人向け価格を基準にすると、ほぼ確実に安売りになります。


書いた人
Leconee 開発者

予約・決済プラットフォーム Leconee をひとりで開発・運営しています。 教室・サロン運営の実務とツールの中身の両方を知る立場から、実際の数字と実装に基づいて書いています。 Leconee に関する記述はポジショントークになり得るので、他社サービスの数字は必ず一次情報へのリンクを添えます。

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