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集客
2026-06-13(更新: 2026-07-15) · 約4分 · Leconee 開発者

個人講師の集客:最初の10人までのロードマップ

「集客どうしてますか」に段階で答えます。0→1人は身近な圏内、1→5人はGoogleビジネスプロフィールとマーケットプレイス、5→10人は口コミの仕組み化。各段階でやらないことも明記した実行順ガイド。

「集客どうしてますか?」という質問には、実は前提が抜けています。生徒が0人の教室と8人の教室では、やるべきことが全く違うからです。この記事では集客を「0→1」「1→5」「5→10」の3段階に分けて、各段階でやること・やらないことを実行順に書きます。チャネルごとの詳しい比較は別記事(「個人講師の集客チャネル比較」)でやっているので、ここでは順番と考え方に絞ります。

全段階の前提:受け皿を先に作る

どの段階でも共通の前提がひとつあります。興味を持った人がその場で予約まで行ける受け皿(予約ページ)を、集客を始める前に用意することです。着地先が「DMください」だと、興味の何割かは連絡のハードルで消えます。メニュー・価格・空き枠・予約ボタン。この4つが見えるページを先に作ってから、人を呼び始めてください。Leconee なら月額0円の Free プランでここまで作れますが、ツールは何でも構いません。順番の話です。

0→1人:最初の生徒は「集客」では来ない

最初の1人を広告やSNSで獲るのは、実は一番難易度が高い。実績ゼロ・クチコミゼロの教室を、赤の他人が選ぶ理由がないからです。だから最初の1人は、すでにあなたを知っている圏内から来てもらいます。友人・元同僚・前の職場の生徒さん・地域の知り合い。「教室を始めたので、体験に来てもらえたら嬉しい」と直接声をかける。これは営業ではなく、実績づくりの依頼です。

このとき無料にしないでください。体験価格でいいので、お金を払って受ける関係にする。無料で教わった知人は「生徒」にならず、感想も遠慮が混ざります。1人でも有料の生徒がいれば、「現在は◯名の方に通っていただいています」と書ける。ゼロと1の差は、1と10の差より大きいです。

1→5人:見つけてもらう装置を2つだけ動かす

実績が1つできたら、知らない人に見つけてもらう装置を動かします。ここで重要なのは2つに絞ることです。おすすめは、対面の教室なら Google ビジネスプロフィール(無料。「◯◯市 ピアノ教室」のような地域検索に出る)と、ストアカのようなマーケットプレイス(成果報酬型。検討中の人が既に集まっている)の2つ。どちらも「習いたい状態の人」に届く装置で、興味を育てる段階が要らないぶん立ち上がりが速い。

この段階でやらないことも決めます。SNSの毎日投稿、ブログ、動画。これらは効果が出るまで数ヶ月かかる資産型のチャネルで、生徒2人の時期に注ぐ時間としては割に合いません。「フォロワーは増えたが生徒は増えない」は、この順番を間違えたときの典型症状です。

そしてレッスンが終わるたびに、Google のクチコミを1件ずつお願いします。5人の生徒とクチコミ5件が揃うころには、地域検索での見え方が変わり始めます。

5→10人:口コミを「仕組み」にする

5人を超えたあたりから、最強のチャネルである紹介が使えるようになります。ただし自然発生を待たない。紹介は「満足」と「紹介のしやすさ」の掛け算で起きるので、後者を設計します。

具体的には、渡せるものを用意するだけです。教室のQRコード付きカードを数枚渡して「もし興味ありそうな方がいたら」と一言添える。紹介された側が使える体験特典と、紹介してくれた側へのお礼(月謝割引や1回追加など)をセットにすると、声をかける理由と受ける理由が両方できます。

この段階になったら、マーケットプレイス経由の常連さんを自分の予約ページでの月謝制に移す設計も検討どころです(手数料構造の話は「ストアカで集客して、常連さんはLeconeeで月謝化する」に試算つきで書きました)。

段階別チェックリスト

自分の現在地の段階だけやれば十分です。

  • 【共通】メニュー・価格・空き枠・予約ボタンが見えるページがある
  • 【0→1】知っている人に直接声をかけた/有料の体験価格を設定した
  • 【1→5】Googleビジネスプロフィールに登録し写真を載せた/マーケットプレイスに体験講座を出した/レッスン後にクチコミをお願いする習慣がある
  • 【5→10】紹介用のQRコード付きカードがある/紹介特典を決めた/常連の月謝化を検討した

よくある質問

Q. SNSはやらなくていい? A. やらなくていい、ではなく「後でいい」です。生徒10人の基盤ができてから、業態に合うなら(料理・ヨガなど視覚的な業態は特に)資産として積み始めるのが効率的な順番です。開始するなら、プロフィールに予約ページへのリンクを置くことだけ先にやってください。

Q. チラシは効果ある? A. 子ども向け・シニア向けなど、検索やSNSの外にいる層が対象なら有効です。その場合も撒くのではなく、生活動線(スーパー・公民館・子育て支援施設)への掲示が基本。QRコードを必ず入れて、紙からスマホ予約に直結させます。

Q. 広告は? A. 個人教室の商圏と単価では、運用の知識なしに出すとほぼ確実に赤字です。少なくとも10人の基盤と、体験→継続の転換が安定するまでは不要だと考えています。


書いた人
Leconee 開発者

予約・決済プラットフォーム Leconee をひとりで開発・運営しています。 教室・サロン運営の実務とツールの中身の両方を知る立場から、実際の数字と実装に基づいて書いています。 Leconee に関する記述はポジショントークになり得るので、他社サービスの数字は必ず一次情報へのリンクを添えます。

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